メンタルヘルス

疲れやすい。。。を直したい!【セルフコントロール力が鍵】

とにかく朝から疲れている、やる気がでない、休みたい。。。
そんな日がありませんか?
私は体力がないから、
もともと疲れやすい体質だから仕方ない、
って諦めていませんか?

実は誰でも疲れにくい体を手に入れることができるのです!
ここでは、疲れにく体になるポイントをお伝えします。

本記事のテーマ

疲れにくい体になるには
「セルフコントロール能力」が鍵

この記事を書いてる私は、事務系公務員から、各種施設でメンタルヘルス対策向けヨガ教師、
及び複数のスポーツジムやヨガスタジオでヨガインストラクターをしています。

公務員時代は、仕事に追われ、時間に追われ。。。
いつも、イライラ、ソワソワ、疲れ切ってました

それからヨガと出会い、少しずつ自分で気持ちをコントロールすることができるようになったら、
いつのまにか、疲れを感じなくなっていました。

昔の私と同じように、疲れやすい体質と諦めている方のお役に立てれば、という思いで執筆します。

それでは、早速みていきましょう。

疲れにくい体になるにはセルフコントロール能力が大切


疲れにくい体をもっている人はセルフコントロール能力が高いという研究があります。
つまり、気持ちをコントロールする力を高めれば、疲れにくい体になるというものです。
アメリカのテキサスA&M大学の研究で、セルフコントロール能力について調べたものがあります。

この研究で、自分を抑制、つまりセルフコントロールできる人ほど、
疲労感を感じにくく、また、空腹やストレス、風邪を体験しない傾向があることが判ったとのことです。

研究者は、「今回の結果は、セルフコントロール能力が高い人ほど、人生にネガティブな結果をもたらす行為を避け、生活に決まった形(良い習慣など)をもつことを示している」と言っています。

セルフコントロール力を高める方法

運動


オーストラリアのマッコリ―大学の研究で、
運動習慣をつけたことによって、誘惑に勝つ力がアップし、
忍耐力もアップし、感情コントロールも利くようになったとの結果がでました。
たった2か月定期的に運動することで、
あらゆる場面でセルフコントロール能力が上がるという、
驚くべき結果がでました。

瞑想


瞑想、つまりマインドフルネスもセルフコントロール力を高める効果があるという研究結果がでています。
ブリティッシュコロンビア大学とケムニッツ工科大学から集結した科学者らのチームが、20件以上の試験で得られたデータをメタ解析し、瞑想が脳に影響を与えていることがわかりました。


ACC

まず1つめは、前頭葉の後ろ側にある前帯状皮質(ACC)と呼ばれる部分です。

ここは自己制御力に関わっている部分で、自らの注意力と行動力の対象を意図的に決めて、
その場にふさわしくない反射的な行動を抑え、臨機応変に対応する能力を司っています。

ACCに損傷のある人は、衝動的で攻撃性に歯止めが利かなくなったり
思考柔軟性が低かったり、自分の意見に固執し行動を変えない傾向があるということです。

一方、瞑想を実践することによりACCが活発になり、
自己制御力つまり、セルフコントロール力が高まり、
過去の経験からの学習をもとに最適な意思決定を下す能力が高まり、
不確実で急速に変化する状況において、適格に判断する力が高まることがわかってきました。

海馬

2つ目は脳の海馬です。
海馬は情動と記憶に関わる脳内構造物の総称で、
慢性的なストレスによってダメージを受ける恐れがあり、
実際、うつ病やPTSDのようなストレス関連の障害を患っているひとは、
海馬の委縮が見られます。
海馬は、逆境から再起する力、つまりレジリエンスに深く関わっていていますが、瞑想により海馬か活性化し、
ストレス耐性が高まり、セルフコントロール力も高まってきます。

セルフコントロール力が高くなると


セルフコントロール能力が高い人は、
幸福度も高く体もスリムでメンタルも安定していると言われています。
肉体的な疲れだけでなく、肉体的な衝動を感じにくく
人間関係においても、嫌いな人を受け流すことができるといいます。
自分を制御できている人は、空腹感・ストレス・疲れを感じにくいわけです。

スポーツでも、人間が限界を感じている時に実際に肉体が限界にきていることはままりなく、脳がブレーキをかけて疲労を感じさせているわけです。
セルフコントロール能力が高い人は自分のそのブレーキをコントロールできているということです。

セルフコントロール能力の高い人は、
嫌いなものを受け流したりやるべきことをしっかり行ったりと
自分の健康を維持するための行動を自然とできています。

ネガティブな結果をもたらす行動や行為を自然と避け、
生活に一定のリズムをつくることができるので、
結果として安定して活動できて体調も良い状態を維持できるのです。

まとめ

疲れにくい体を手に入れるために、

運動と瞑想

つまり、ヨガが有効と言えます。
ヨガは、脳を健全に保ち、自己制御と意思決定力を支え、
有害なストレスから自分を守るための方法です。

ぜひ、ヨガを使って快適ライフを!
オンラインヨガで、あなたの心の安定をトータル的にサポートしています。

相談やお問い合わせ、ご依頼など
お気軽にメッセージください。

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