うつ回復のための一番の鍵となるものは、最初に言っちゃいます。ずばり、
自動思考を減らす
自動思考とは
頭のなかの言葉による思考の声、自分が考えていると思い込んでいる思考の声 です。
例えば、
「今日はあれして、これして、、、」
「今日のお昼ご飯何食べようかな、、」
「職場のあの上司、なんであんなこと言うんだろ、、」
といった、普段無意識に当たり前に考えていることです。
自動思考が過剰になると
考えることが悪いわけではありません。社会活動を行う上で必要でよね。
ただ、”思考が過剰になりすぎ”が不調につながります。
ネット上の大量の情報に溺れ、時間に追われ、複雑な人間関係に疲弊し、
常に様々なことを考え、悩み、、、
現代は思考過剰になりやすい環境と言えます。
考えすぎて思考のグルグル回りが起ったり、いつも同じような思考に囚われて、それが習慣化している。
この状態だと、どうしても疲れやすく気分が抑うつ的になってくるって、なんとなくわかりますよね。
思い当たる点、ありますか?
こんな時、体内ではストレスホルモンがドバドバ分泌されます。
この思考過剰が加速していくと、その思考内容がどんどんネガティブな内容に、、、
「また失敗しちゃった、、」
「なんでできないんだろ、、」
「他の人と比べて、自分は、、、」
「あの人、いつもむかつく、、、」
過去に誰かに言われたことや、未来に言われるような気がすること。遭遇するかもしれない困難。不幸。不運。嫌な相手。愛をくれない親。ぜんぶ思考化して「わたし物語」を脳内で繰返し思考ているのです。
上の図の右側の部分ばかり使いすぎて、脳の神経細胞が過剰反応しているような状態です。
こうなると、身体の反応は、疲労、硬直、頭が働かない、胃が痛い、となります。
ちなみに、、
思考が減るとどうなるか、最大の特徴は、
何もなくても ただ幸せ 穏やか
参考資料