メンタルヘルス対策、職場で何から取り組めばいいの?
従業員が自分で、疲労やストレスを対処できる方法を身につけさせたい。
そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
本記事のテーマ
【メンタルヘルス対策】ストレスマネジメントにヨガが効果的
この記事を書いてる私は、事務系公務員から、各種施設でメンタルヘルス対策向けヨガ教師、及び複数のスポーツジムやヨガスタジオでヨガインストラクターをしています。
公務員時代は、仕事に追われ、時間に追われ。。。
いつも、イライラ、ソワソワ、不安な気持ちで一杯でした。
それからヨガと出会い、少しずつ自分で気持ちをコントロールすることができるようになりました。
ヨガの勉強を進めていくうちに、ヨガは「心の鍛錬法」のため、メンタルヘルス対策として、とても効果があることがわかりました。
昔の私と同じように、毎日の忙しさで気持ちが落ち着かない方に、ぜひ、お勧めします。
それでは、早速みていきましょう。
ストレスを受けると、体はどう反応するか?
- 気持ちが落ち着かない、ソワソワする
- 筋肉が硬直して、体がこる
- 心臓がバクバク、血管収縮し、血圧が上がる
- 脳の働きが鈍り、冷静な思考ができない
- 内臓の働きが鈍り、胃が重く感じる
さらに、この状態が長期化すると、
夜の睡眠の質が悪くなる
免疫力が下がる
内分泌系が乱れる
体の酸化を招く=老化を早める
副腎疲労
脳疲労
集中力の低下、明晰な思考の困難
極度の疲労 体力減少
血圧の上昇(もしくは、低下)
等、様々な不調を招く危険をはらんでいます。
現在の生活習慣病と言われている病気、つまり、高血圧や糖尿病、心筋梗塞等、ストレスによって呼吸が浅くなり引き起こされている、とも言えます。
ストレスマネジメントとしてヨガが効果ある
(NHKのWebページから引用http://www.nhk.or.jp/special/stress/02.html)
ストレスマネジメントとして、ヨガが有効であると、NHKでも放送されました。
ヨガによるストレスマネジメント効果
(出所:村上、橋本、「就労者に対するヨーガ療法のストレスマネジメント効果検討」 2015年6月日本心身医学会総会発表より引用)
ヨガの実習を25分行ったあと、ストレス反応が改善されてます(介入直後の部分)
また、研修前のストレスレベルが高い参加者は、ヨガの実習の1カ月後も改善持続しています。
「こころの耳」厚生労働省WEBサイトでも紹介されています
出典 厚生労働省 心の耳 働く人のメンタルヘルスポータルサイト
https://kokoro.mhlw.go.jp/
ヨガの方法
ポーズ
簡単なもので効果が得られます。
体が硬い方でもできます。
イスでも行えます。
呼吸法
- カパーラバーティ(ローソクを吹き消すように鼻から吐く呼吸)
- 両鼻アヌロマ・ヴィロマ(両鼻孔同時に吸って、同時に吐く)
- 両鼻交互のアヌロマ・ヴィロマ(片鼻孔から吸い反対鼻孔から吐く)
瞑想
-
- 心観瞑想(自分の心に浮かんできた思いを観察)
「今、自分はこんな思いを持っているな」と実況中継
- 心観瞑想(自分の心に浮かんできた思いを観察)
- 呼吸観察瞑想(自分の自然呼吸に意識を向けて観察)
体から湧いてくる呼吸に意識を向けて「今吸っているな、 今吐いているな」と感じる
まとめ
誰でも、どこでも行えるセラピーヨガで、自分で心を整えることができます。
心が安定することで、仕事の集中力が高まり、モチベーションもアップします。
職場の人間関係もよくなります。
ぜひ、メンタルヘルスとしてヨガを習慣にしてみてください。
オンラインヨガで、あなたの心の安定をトータル的にサポートしています。
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