今日は、以前私が「これが気分を悪くする原因だったんだ!」と気づいた経験をお話しします。
ちょうどヨガインストラクター資格を取得しようとしている頃、学科試験で覚えなくてはならないことがいっぱいあったのですね。
ですが、仕事も家事も忙しくて、勉強のために割く時間がなくて苦肉の策で編み出した方法としては、まずテキストを音読して録音しておく。それを家事をしてる時、車の運転をしている時などに、聞きながら覚えるといったスタイルを取ったんです。
ちょうど仕事がものすごく忙しい時期と、試験に落ちてしまうという不安やストレスも重なったのに、なぜか、充実してる、気分が良い、不思議だなぁと思ったんです。
それで、気づきました。
普段私の気分が悪くなる原因は、頭の中でネガティブなことを考える癖があって、それが気分の悪さに繋がっていたということに!
気が緩んだ時に癖のように色々考えてしまう時間を強制的にゼロにしたら、気分が軽くなったのです
そんな感じで、多くの人が無意識に脳の癖で同じようなネガティブな考え事を繰り返してます。
それを自動思考、反芻思考ともいいます。
私は自動思考の存在を知り瞑想という対策を行ってきて、最近はかなり楽になってきたのですが、今朝も、久しぶりにその癖が襲ってきました。
ネットを見てたら、他の人がすごく素晴らしく見えて、それに対して私なんて、ぜんぜんダメ、、って考えが出てきて、そこから連鎖的にネガティブな考えが浮かび始め止まらなくなったのです。
そうすると、不思議とすぐに体の感覚が変わります。
それまで緩んでいた首の後ろのあたりの筋肉がキューっと何とも言えず嫌な感じがするんです。そして、そわそわ落ち着かなくなってしまうんです。。
そのような状態に陥った時の対策方法は、だいたいわかってきたので、
その時私が行った行動は、まずネットを見ることをやめて、場所を変えて、負荷の高くて心拍数の上がる運動を10分から15分行い、ぜーぜーはーはーさせてから、静かに座りました。
これで、不思議と気持ちが落ち着きます。さきほどの「私なんて」という考えの連鎖が止まりました。
自動思考で何度も長期に渡り繰り返し考え続けてきたことは、自分の中で真実のようになっているので、私のように瞑想を習慣にしていても、時々まだでてくるんですね。
この長期にわたって考え続けた結果、凝り固まってしまった考え方を観念、ビリーフとかいいますが、
考え方を変える、つまり、その考えは真実ではない、今の私には必要ないと思えるようにする方法としても
「運動しながらの瞑想」が有効です。
「私なんて」って思う必要ないとわかっていても、変えられない。
そんな時は「体感を伴う経験」が効果を発揮してくれます。
普段の意識状態では、絶対に「私なんて」と思っていたとしても、
運動しながらの瞑想後、力が緩んでリラックスしてぼーっとしていると、「結構私も素晴らしいのでは?」と思えるようになるのですね。
心理学のような知識だけでは自分を変えられないようなことでも、運動瞑想後の力を緩めた潜在意識状態の時に、観念が変わっていきます。
観念が変わってくると、体が軽く感じられ、心もほんと軽く楽になってきます。
いかがだったでしょうか。気分を悪くしている観念を一緒に溶かしていきましょう。
同じ内容を音声でもお聞きいただけます。
相談やお問い合わせ、ご依頼など
お気軽にメッセージください。
» お問い合わせ
この記事へのコメントはありません。