こんにちは。ヨガ講師のたまひです。
今回は部下や社員が意欲的に仕事に取り組むようにするにはどうしたらよいか、というお話をしたいと思います。
以前から感じていたのですが、
会社組織のトップや管理職の方は、みんな意欲的で元気、
それに対して社員は疲れていて覇気がない、。そんな会社多いなと。
私の分析では、組織の上層部は、会社の運営方針と自分の意見が一致していて、自分の取り組みが会社全体を動かしてる実感が意欲に繋がっている。だから充実感があり、どんなに忙しくても元気。
それに対し、社員は、自分の意見と会社の運営方針に違いがある場合もあり、
その場合自分の意見を押し殺して会社の方針に合わせなくてはいけない。
上司と意見に違いがあっても同じこと。
また、努力しても頑張っても昇進できないこともある。
このように、やる気が失せる状況が多いのです。
「やりたくないけど、我慢して仕事する」ことを何度も繰り返していると、人に無力感を感じるようになり、
無力感は人が最もストレスを感じる感情で、酷い場合は心と体を蝕まれていきます。
ですから、管理職の方にはまず大前提として、ダメなやつだと思ってしまう部下でも能力がないわけではない、という認識を新たにしてください。状況が変われば活き活きと才能を開花させるかもしれません。
また、本人も本当は意欲的に働きたいけどできずに苦しんでることを理解してください。
そう考えると、こんな部下に「しっかりしろ、頑張れ、何やってるんだ」という言葉がけは、全く効果ないことがわかると思います。
そして、なんとかこのダメ部下を変えよう、コントロールしようとすることもやめてください。
アドラー心理学でも言われているように、人を変えることはできません。
人を変えることができるのは、本人の内側からの「気づき」だけと考えます。
これは以前アップした動画でもお話ししましたが、
瞑想中に沸き起こる「気づき」でようやく凝り固まった観念や考え方を変えることができます。
では、我々管理職はどうすればいいんだ!となりますね。
部下を変えることは出来ないけれど、影響を与えることは出来ます。
ダメ部下に見える人にでも「能力はある」と考えを新たにすると、不思議と上司の考えは伝わります。
そして、活き活きと仕事している様子を見せることで、部下に影響を与えることができます。
自分を認めて、活き活きしてる上司には、心を開くものです。
そして、福利厚生や社員教育の一環として、マインドフルネスや瞑想を取り入れるのも有効だと思います。
スティーブジョブスが瞑想を日課にしていたこと、Google社が社員教育の一環として瞑想をベースにしたプログラムを取り入れていることも有名ですね。
社員のやる気、意欲が高まるだけでなく、感情の段階が上がるので、アイディア、インスピレーションが湧きやすく、そして、社内の人間関係が良好になり、健康にもなる、色んな効果があります。
いかがだったでしょうか。何かのヒントになれば嬉しいです。
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