幸せな人生を送りたくて、毎日頑張ってるのに、頑張っても頑張っても、何か、満たされない。目標をクリアしても、なぜか焦る。。。
「このままではダメだ」
「もっと、頑張らなくちゃ」
「もっと、年収あげないと」
ヨガの教えの中には、人が幸せになるためにどうしたらいいのか、沢山の教えがあります。
今回はヨガ哲学の視点からの「幸せを感じられる」ポイントをお届けしていきます。
この記事を書いている私は、20年近く事務系公務員をし、仕事・育児・家事で自分の持っている能力と時間に対して、こなすべき仕事の量が多すぎて、焦り、混乱、疲弊し、毎日不平不満ばかりでした(笑)。ヨガに出会い、心を整えることがいかに大切かを痛感。ヨガ効果の素晴らしさに感動・魅了され、ヨガの奥深い世界を探求してみたくて、公務員を退職。ヨガインストラクターへ転身。現在は複数のスポーツジム、ヨガスタジオでインストラクターをしています。
幸せとは何か
想像してみてください。
あなたが、とっても欲しかった車があったとします。
いつもいつも、「いいなぁ、欲しいな、でも、私には手が届かないな」と思っていました。
その車が偶然にも手に入った時、飛び跳ねたくなるほどうれしくてウキウキするかもしれません。もの凄く幸せを感じるかもしれません。
しかし、その幸せ感は長続きするでしょうか?
そうです、その嬉しい気持ちは徐々に薄れてきます。
同じように、恋人も、お金も、欲しかった物も、成功も、手に入れた時は幸せで、とても嬉しい。
でも、その嬉しさは長続きしません。
移ろいやすいものに幸せを見出しても、それは、いずれは、色あせていく。
求めれば求めるほど、満たされず、喉が渇くものです。
では、一体、幸せとは、どこにあるのか?
幸福とは、自分の外側にあるのではなく、内側にある
ギヤーナ・ヨーガ
物の豊かさ、感覚の満足の中にはないということです。
今あるものに目を向ける
あれがない、これがない、これが欲しいと枯渇している時、ココロが乱れ落ち着きません。
そんなココロは移ろいやすく、状況に左右されやすく、もろいのです。
では、どうすればいいのか?
物事には、必ず両面があります。陰と陽、正と悪、・・・
その「良い面」、に意識を向けていきましょう。
「不足」に目を向けるのではなく、「今自分に与えられた物」に意識を向けるのです。
それで、不思議と満足感が生まれ、穏やかに落ち着き、自然と感謝の気持ちが湧き起こってきます。
今与えられているものに目を向けてみましょう。
「足るを知る」
満足は大きな徳である。
まず自分に与えられたものに感謝し、それに満足すること
スワミ・シヴァナンダ
人と比べない
嫌な気分になる時、どんな時か、思い出してみてください。
周りの人と比べて、自分は劣ってる、何かを持ってない、出来ていない、と考えていませんか?
私たちは、無意識のうちに周りの人と自分を比べて、できる、できない、持ってる、持ってない、などと考えてしまってす。
これが自分の気持ちを不安定にさせてしまいます。
例え、自分が他の人より優れている場合でも、いつまでもその状態が続くわけではなく、また、自分より優れた人はいくらでもいるので、そのような人の出現で満たされない思いが湧いてきます。
「人と比べない、私は私」
あなたの内なる輝きに目を向けて
私たちは、ときに自分が非常に無力に感じる時があります。
正しいもの、知識、豊かになるために必要なものは、全て外側にあって、それを頑張って獲得しないといけない、と思ってしまうことがあります。
困難な状況にあるとき、自信を失い、絶望してしまいます。
「すべての源はあなたの中にあり、
それは愛と力と光をすべての経験に与える
至高の実在なのだ」
ニサルガダッタ・マハラジ
本当は、私たち一人一人の内側に、十分な力があり、愛があり、光がある。
どんな困難も乗り越えられる力がある。
自分の内なる力を感じましょう。
まとめ
幸せは、そして全ての答えは、「あなたの内側」にあります。
あなたには十分な力があり、エネルギーを与えられています。
そのことを、日々のヨガと瞑想で感じていきましょう。
今の環境が変わらなくても、内側に目を向けるだけで、人生が驚くほど輝き出します。
どんなに、今の状況が苦しくても、大丈夫です。
私がそうでした。
オンラインヨガで、あなたをトータル的にサポートしています。
相談やお問い合わせ、ご依頼など
お気軽にメッセージください。
» お問い合わせ
この記事へのコメントはありません。