私はずっと、
「感情コントロールは必要」
と思ってました。
常に、心穏やかに、怒ってはいけない、泣いてはいけないって思ってました。
だけど、ホントにそうなのでしょうか?
本記事のテーマ
感情って、なに?
この記事を書いてる私は、事務系公務員から、各種施設でメンタルヘルス対策向けヨガ教師、
ヨーガセラピストとしてカウンセリングや
スポーツジム等でヨガ・ピラティスインストラクターをしています。
公務員時代は、仕事に追われ、時間に追われ
いつも、疲れていて、焦っていて、
過度のストレスから、
自分の体の感覚も、感情も、よくわからなくなっていました。
そんな経験から、感情について考えていきます。
感情コントロール
ずっと、
「感情はそのまま出してはいけないもの」
って、思ってました。
だって、幼い頃は、
泣いていると「いつまで泣いてるの!」
怒ると、「怒ってはダメ!」
文句をいうと、「短気はダメ!」
「我慢しなさい!」
そんな風に育てられてきたから。
「泣いてはいけない」
「怒ってはいけない」
「文句を言ってはいけない」
そんな風に、自然と沸き起こる感情に、
無意識に蓋をするようになっていた。。。
感情を抑え込みすぎると、どうなるか
いわゆる社会的に 良くないと言われている
「ネガティブな感情」
を押さえつけていると、
不思議と、良いとされている
「ポジティブな感情」
も なくなってくる。
嬉しい、楽しい、幸せなどの幸福感が鈍くなってくる。
そして、
何が好きなのか、
何をしたいのか、
何を食べたいのか、
誰が好きなのか、
そんな当たり前のことさえも、よくわからなくなってくる。
公務員をしていた頃は、そのほうが都合よかった。
どんな仕事でも、たんたんとこなせるし、
どんな人とも、嫌だと思わず同じオフィスにいられるし、
怒ることも、文句をいうこともなく、
ただ、当たり前のように、
与えられた仕事、与えられた環境を受け入れらた。
だけど、
感情の波がない状態で、毎日過ごすとどうなるかというと、
経済的、物質的、家族関係に恵まれていても、
理由のわからない、満たされない思いが 重くのしかかる。。
無価値感、空虚感
そして、生きている意味さえもよくわからなくなる。
その時は、
体の感覚も、心の感覚もよくわからず、
体と脳に麻酔がかかっているような感じだった。
生きてる感覚が、なくなってた。
感情とは
どんな感情でも、
例えば、怒りや悲しみなどでも、
「自分が何が嫌いで、何を苦手といているか」
がわかり、
楽しい、嬉しい、などの感情は
「自分の得意なこと、可能性」
がわかる。
つまり、あらゆる感情を感じることで、
自分というものが良くわかるようになっていき、
そして、感情に従って行動することにより、
自然と、自分らしく生きられるようになると思うのです。
まとめ
だから、思う。
どんな感情でも、
怒りでも、嫉妬でも、憎しみでも、
人からなんと言われようが、
自分を嫌いになろうが、
どんな感情でも、自分で認めてあげることが必要じゃないかって。
だって、
感情って、波であって、
陽の感情があれば、陰の感情があることが自然なこと。
陰の感情があるから、
自分の個性がよくわかるようになる。
もう、抑え込まず、
どんな感情でも、
一度、認めて、そして味わってみよう。
そうすることで、
むしろ、自然と陰の感情は早く消化でき、
すると、自分に対する理解が深まる。
自分に全ての感情を許せると、
他人に対しても、許せるようになる。
感情をセンサーにして、行動すると、
自分らしく生きていけるようになる。
って思う、今日この頃(笑)
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