アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏、セールスフォースCEOのマーク・ベニオフ氏と言った名立たる経営者、そしてGoogle、Facebook、Yahoo!といった企業が研修として取り入れているマインドフルネス瞑想。
仏教の瞑想を発端としながら、シリコンバレーで発展を遂げ、今や多くの企業が取り入れるようになったマインドフルネス瞑想には、様々な効果があることが科学的にも実証されてきており、実際に多くのビジネスの現場でも導入され始めました。
この記事を書いている私は、20年近く事務系公務員をし、仕事・育児・家事で自分の持っている能力と時間に対して、こなすべき仕事の量が多すぎて、焦り、混乱、疲弊し、仕事効率ダダ下がり状態を経験しました(笑)。ヨガに出会い、心を整えて集中力を高めることがいかに大切かを痛感。ヨガ効果の素晴らしさに感動・魅了され、ヨガの奥深い世界を探求してみたくて、公務員を退職。ヨガインストラクターへ転身。現在、各種施設でメンタルヘルス対策向けヨガ教師、及び複数のスポーツジムやヨガスタジオでヨガインストラクターをしています。
本記事の内容
マインドフルネスとは?
頭の中は、まるでスクランブル交差点のど真ん中にいるようなもの
ちょっと想像してほしい。
あなたは今、渋谷のスクランブル交差点のような大きな都市の交差点にいる。そう、ニューヨークであれば、タイムズ・スクエアのど真ん中だろう。
たくさんの人、車、バイクが行きかい、カラフルな動画広告が流れ、喧噪やざわめきとともに、さまざまなものが視界に入り込んでくる。
たいていの場合、人の頭や心の中は、スクランブル交差点やタイムズ・スクエアと同じ状況です。現在のことはもとより、過去や未来のことも次から次へと浮かんできて頭の中を物凄いスピードで駆け巡っている。そこに、メールやLINEが次から次へと送られてきたり、テレビやラジオから流れるコマーシャルが耳に飛び込んできたり、人の話し声が聞こえたり、電話がかかってきたり、コーヒーやお菓子の香りが気にかかったり。。。
こんな状態で、パフォーマンスを上げようとしても、無理ですよね(´;ω;`)
マインドフルネスの状態とは
想像してほしい。
静かな森の中。すがすがしい凛とはりつめた空気に、鳥のさえずり。キラキラとまばゆい木漏れ日。穏やかで、時が止まったような空間。
例えていうなら、マインドフルネス状態の脳内は、このようなものです。
ただ、ひたすら、「今、この瞬間」だけを見つめている状態。
何の不安も、何の心配もなく、“今、ここ”に集中している。
程よくリラックスしているけど、今に集中している。研ぎ澄まされた感覚。
最も、人類の能力を発揮できる状態。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズをはじめ多くのトップ経営者が瞑想を習慣にしていたことは有名ですが、それはこうした理由からです。
スポーツ選手が絶好調の時に「ゾーンに入った」という言い方をすることがありますが、その状態に近いと考えるとわかりやすいかもしれません。
マインドフルネスの効果
一般的な効果
・集中力、生産性の向上
・不眠の解消、睡眠の質の向上
・うつ病や不安の緩和
・ストレスの軽減
・リラックス
など
マインドフルネスの魅力的な効果 その1 「幸福感」
上記よく言われる一般的な効果の他に、私がワクワクする効果の一つは、「幸福感」です!
何とも言えない、恍惚な幸せな感覚になるんです。
マインドフルネスにより脳波はα波になり、βエンドロフィンと呼ばれるホルモンが分泌されます。体内性モルヒネの略称です。つまり、体の中で作られた麻薬のようなもの、ということになります。
なので、脳内麻薬物質とも言われています。
このβエンドロフィンは、セレトニン、ドーパミンと合わせて、幸せホルモンの1つとされています。
エンドロフィンの特徴は何といっても、鎮静効果と多幸感です!
痛みをやわらげ、同時に快感、恍惚感、高揚感、満足感を与えてくれます。
わかりやすい例が、ランナーズハイですね。
マインドフルネスの魅力的な効果 その2 「アンチエイジング」
そして、やはり、もの凄ーく魅力を感じる効果として、「アンチエイジング」です(^▽^)/
人は老化促進物質である活性酸素により、細胞を傷つけられて老化していきます。
そして、前述のβエンドルフィンはこの活性酸素をやっつける力、「抗酸化機能」を持つんです。
また、毛細血管を広げ血液循環が良くする効果、免疫力をアップさせ病気にかかりにくくする効果もあるため、βエンドルフィンがたくさん分泌されている人は老けにくく、いつまでも健康で若々しい外見でいられるんです!
すごくないですか!?
マインドフルネスの魅力的な効果 その3 「能力を最大限に発揮できる」
そして、最後に、私が最もワクワクする効果は「能力を最大限に発揮できる」ことです!
人間の脳内ではいつも超微弱な電流が流れています。
覚醒状態か、リラックス状態かで、脳波が変わってきます。
マインドフルネスによって、最大限能力を発揮できる脳波にすることができるんです。その脳波は「α波」です。このα波が、自分の能力を引き出すカギになるんです。
記憶力、集中力も増し、ストレス、イライラもない。程よく力が抜けたリラックス状態。
雑念や不安から解放され、安定した心理状態。血圧や呼吸数、心拍数も下がり、非常にリラックスしている。
脳波をコントロールすることで、自分の能力を最大限に発揮できるようになるんです!
すごくないですか!?
この脳波がα波になっている状態の時、先ほどのβエンドロフィンが分泌されます。
Google社では、マインドフルネスを福利厚生の一環として取り入れ、社員は恍惚とた多幸感のなか、強い集中状態で仕事に取り組んでいる。一人一人が自分の仕事に没頭し、人間関係の煩わしさやストレスも感じない。理想的な環境のもと、生産性の高い仕事ができるのも、納得ですね。
おすすめ動画
音声を聞きながら、目を閉じて、深呼吸を繰り返してみてください。
まとめ
マインドフルネスの効果を調べれば調べるほど、ワクワクしますね。
体調もよくなり、アンチエイジング、幸せ感覚の中、能力最大限に発揮できる。
人生を謳歌している人って、そういえば、若々しくて、楽しそうで、いい仕事してますよね!?
お金もかからないマインドフルネス、やらない選択肢はないと思うのは、私だけでしょうか?
まるで友達のようにあなたの日常に寄り添って、あなたの“なりたい!”のお手伝いいたします。
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