「悩み」の感情が生まれてくる仕組みを知るだけで、
問題を解決することができます。
今回は「悩み」が発生するメカニズムを考えていきます。
本記事のテーマ
悩みの発生のメカニズムと思い込み、観念について
この記事を書いてる私は、事務系公務員から、
各種施設でメンタルヘルス対策向けヨガ教師、
及び複数のスポーツジムやヨガスタジオでヨガインストラクターをしています。
公務員時代は、仕事に追われ、時間に追われ。。。
いつも、イライラ、ソワソワ、不安や心配な気持ちで一杯でした
それからヨガと出会い、少しずつ自分で気持ちをコントロールすることができるようになりました。
ヨガの勉強を進めていくうちに、
ヨガは「心の鍛錬法」のため、メンタルヘルス対策として、とても効果があることがわかりました。
昔の私と同じように、ストレスフルの方のお役に立てれば、という思いで執筆します。
悩みの原因には思い込みがある
「悩み」というのは、人間の感情的な現象です。
そのため、そもそも感情が発生する仕組みを知ると、
悩みの発生理由も簡単に理解できます。
ある出来事「A」に、その人の持つ考え「B」が入ることで、感情という結果「C」が発生する。
ということです。
そして、悩みの発生の仕組みもこれと同じです。
例えば、「人と変わっている」ことが良くないと考えてる人がいるとします。
この場合、誰かから
「変わってるね」
と言われると、不快感が発生します。
逆に、「人と変わっている」ということが個性的で良いと思っている人がいるとします。
この人の場合、同じ
「変わってるね」
と言われると、嬉しい感情が発生する、ということです。
このように、悩みの仕組みは A×B=Cという図式で言い表すことができます。
それでは一体どのような考えBが、「悩み」という感情Cを発生させるのでしょうか。
考え方の癖
固定観念
固定観念とは「ねばならない」「でなければならない」「絶対こうあるべきだ」と言い表されるものです。
その大半は、学校で習ったり、大人からいわれたり、テレビで見たり、本に書かれていることで出来ています。
そして、それを当たり前に固く信じているため、疑うこともありません。
「痩せている方が綺麗だ」
「親の言うとおりにするべきだ」
「家庭より仕事を優先するべきだ」
そして、この「でなくてはいけない」という固定観念があると、
自分の考えに当てはまらない現実を目の前にした時に、違和感を感じます。
このことが理想と現実のギャップ感を感じさせ、
そのギャップが「悩み」というマイナス感情を生み出してしまっているのです。
考え方の癖
心理学用語で「認知の歪み」、「自動思考」ともいわれるものです。
こちらを参考にしてください。
思い込みを変えれば悩まなくなる
理想とのギャップをかんじさせてしまうような思い込みをそもそも捨てるか変えれば、もう悩みから解放されます。
何かに悩んでいる自分に気づいたら、
「なんか苦しいな、一体私はどんな「〇〇すべき」を持っているんだろう」
と、少しの間考えてみてください。
思い込みの変え方については、こちらを参考にしてください。
まとめ
悩みが生まれるのは、理想と自分との違和感を感じる時です。
そして、違和感を感じてしまうのは「〇〇でなくてはならない」という思い込みがあるからです。
なにか、悩みや苦しみが出たとき、
「一体自分はなにに囚われているのだろう」
と自問自答してみましょう。
マインドフルネスに思考を観察していくと、
頭の中の考え事は、真実ではなく、
単に「思った」という、妄想であることに気づき、
それにより、単なる自分の解釈であったことがわかると、
冷静な対応ができるようになってきます。
実践すれば、誰でも効果を得ることができます。
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